アンパンマンに学ぶ「子どもを傷つけない叱り方」

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目次

  1. 学校や幼稚園が再開しない中で
  2. 「人格を否定しないこと」
  3. 愛されているという実感がとても大切

・学校や幼稚園が再開しない中で

牧師をするかたわら、近くのクリニックでカウンセラーもさせていただいているため、子育ての相談を受けることもあります。

新型コロナウイルスがなかなか収束へ向かわない中、お子さんがいらっしゃるご家庭は特に大変ではないかと思います。家で子どもたちを見ないといけませんから。
親子の時間が増えるという良い面もあるのですが、その中で疲れてしまうこともあるでしょう。
うちにも3人の息子がいますので、よく分かります。

ニュースでは「DVの増加が心配されている」とも言っていました。
多くの方はそこまではいかなくても、不安や疲れの中でイライラしたり、子どもにあたってしまったり、怒りすぎちゃったりすることがあるかもしれません。
「ああ、今日も傷つけちゃったかな」、と落ち込む日も少なくないのではないでしょうか。

・「人格を否定しないこと」

子どもを叱るのって難しいですよね。気をつけたいポイントがあると思います。
それは「人格を否定しないこと」。
例えば「何をやってもダメなんだから」とか「グズな子」とか「バカなんだから」など。

その言葉を繰り返し聞くことで、「自分はそういう人間なんだ」という暗示になってしまうとは専門家の間でよく言われることです。
では、どうすれば良いのでしょう。ナイスなモデルがいます!
『アンパンマン』です!

アンパンマンは「バイキンマンは悪い奴だ!」とは言わないし、「お前はダメだ」とも言わない。

アンパンマンが言うのは「バイキンマン!イタズラは許さないぞ!」であり、「悪いことはやめるんだ」です。

悪いのはバイキンマンという「人格」ではなく、彼のする「行為」であるということ。
アンパンマンは相手の人格を否定するのではなく、行為に対して注意しているわけです。

これは子どもを叱るときに大切なことです。「この行為は悪いけど、あなたを嫌いになったりしない。」ということハッキリと伝わらなければなりません。そうすれば子どもは安心して忠告を聞けると言われます。

・愛されているという実感がとても大切

愛されているという安心感が健全な人格形成の土台となります。
赤ちゃんはお母さんの無条件の愛をとおして、「世界は安全な場所」だと学ぶそうです。
逆に親からの愛を感じられない子どもは人生を肯定的にとらえることが難しいでしょう。

先日「アメリカインディアンの教え」という短い文を読みました。とても良かったので、抜粋して紹介させていただきます。

批判ばかりされた子どもは 批難することを覚える
殴られて大きくなった子どもは 力に頼ることを覚える
・・・
しかし、激励を受けた子どもは 自信を覚える
賞賛を受けた子どもは 評価することを覚える
安心を経験した子どもは 信頼を覚える
可愛がられ 抱きしめられた子どもは 世界中の愛情を感じとることを覚える

また聖書は
『 一切のことを、愛をもって行いなさい。』と言います。

私も親として、ぜひ覚えておきたいと思わされていることです。
この時期がみなさんにとって、傷つけ合うときではなく、家族の愛を育むときとなりますように。

ところで・・・
アンパンマンのモデルってイエス・キリストだって知ってましたか?
このことについてもいつかご紹介できたらおもしろいかなと思っていますが、今日はこの辺で。

さよなら~😊